うちの店主が、小難しいことを長々と語りました…
(お付き合いいただいた方、ありがとうごうざいます。笑)
先日、うちの娘と息子が体調を崩したので、家で写真の整理をしていたら、
10年前、勤めていたコマーシャルスタジオの作品展に向けて、作品撮りをしていた時のフィルムがでてきました。
たしか…“my family”というテーマだった気がします。
私はその時、脳梗塞で倒れ不自由になっていた祖母にカメラを向けました。
なぜ被写体を祖母にしたのかわかりませんが、それまで、あまり自分が家族を撮るということはなかったので、
少し照れくさい気がしたのを覚えています。
季節は夏。その冬に祖母は亡くなり、最初で最後の撮影になりましたが、
作品展“my family”というテーマがなかったら、祖母をフィルムに残すことは無かったと思います。
“きっかけ”ってほんと大切で、そして、何か大事なことを気づかせてくれるものです。
また、このフィルムを見て、
あっ!お母さん撮りたい!(最近はめっきり子供ばかりなので…)と気づく私でした。笑
小さな“きっかけ”をみつけ、それを大切にしていきましょう。
上石 真弓
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